【5冊目】できる大人の伝え方の極意(小宮一慶)
経営コンサルタント、小宮コンサルタンツ代表取締役の小宮一慶氏の著書、「心が動く」「人が動く」伝え方の本質。に書かれた一冊
読もうと思った理由
コミュニケーションについて書かれた本はあまり読んだことが無かったのですが、コミュニケーションについて凄く自信のあるタイトルになっていたので読んでみようと思いました。
要約
コミュニケーションの目的は「人を動かす」こと
カギになるのは「超具体化」
「超具体化コミュニケーション」
コミュニケーションは「意識」を共有し、相手のバリアを、下げること。
目的を達成するための「次の一歩」を明確に示すこと。つまり、「意味」を分解し、相手がすぐに行動に移せる内容に落とし込むこと。
これが「超具体化」です。
嫌いな人の話は聞かない
好きな人の話を聞く
相手に自分の意図を伝え、そして自分が意図するように相手に動いてもらう。
話し相手の「心のバリア」を下げる
下げるには相手が自分を受け入れること。
「意識」を共有したところで
「意味」を伝えると上手くいく
意識の共有はコミュニケーションの潤滑油
レッテルを上手に使い分けることで相手のバリアをさげる。
大学教授の
理解は偶然、誤解は当然
人は十把一絡げに扱われたくない。
あなたは他の人と違って特別です。
相手の性格、置かれている状況、立場に合わせて話せる人が「コミュニケーション」の上手い人です。
あなたは特別です。と言うメッセージ
相手の不安が小さくなれば心理バリアも下がります。
緊張感を持って生きてると、同じ経験からでも深く、多くの知恵が得られる
理論的思考が出来る人は、具体的なイメージが描ける。
むずかしい話は例え話にする
話し言葉てば誤魔化しきれても、書き言葉ではごまかしが効かない。
人は「バリュー」と「インパクト」で動く。
「バリュー」とは、話しを聞いている相手にとって価値のこと。
「インパクト」とは、相手に与える何かしらの衝撃や驚きのことです。
相手を喜ばせよう。相手の気持ちを考えようという気持ちがなければ、本当のインパクトは出ません。
難しいことは優しく話す。
あなたの知っている「一番難しいこと」を話して、いかに知識があるようにみせることは、相手にとって何の意味もありません。
ゆっくり話さない。
早く話すこと、ゆっくり話すことのバランスの緩急をつけること。
自分が感動したことは、人にも上手く伝える事ができる。
人望や人徳を得る努力を継続する。
読み終わって
色々な方法が書いてあったが、まず「人をどう動かしたいか」があってからのコミュニケーションなのだと思った。
それを逆算していくと、どうコミュニケーションを取れば良いのかが見えてくる。
「バリュー」を持たせる話は、常日頃から自分には何が出来てどう役に立つかを考えておく。「インパクト」は、日常の会話で「え!そうなの?」というような話が出来るように情報を集めたり。話し方を試行錯誤しなければいけないと思いました。